2011年6月アーカイブ

PAACニュース109号:小児の頭蓋治療

小児の頭蓋治療(Cranial Peditrics)

pedia:(ギリシャ語:pais・paidos=小児)小児を意味する言葉。

pediatrics:(ギリシャ語のpedia+iatrike:手術、医療)小児と小児が成人になるまでの間の治療を行う事、小児疾患に対しての治療および   

       治療法。

 

 普通、小児治療と言う場合、誕生から成人になるまでの間の事である。ニューヨークのDr.ジョーン・ファロンは、青年期という概念から、その時期について言及している。誕生の時というものは特別なものである:そして、それは成人するという事とは別のものなのである。

授乳

 母乳が理想的である。初乳の独特な流れによって、新生児の消化管が洗浄されるのである。少なくとも初乳から4ヶ月間は、新生児は母親から母乳を通して抗体をもらっているのである。慈しみをもって与えられる初乳は炭水化物に富んでいる。次第に母乳のタンパク質が増してきて、赤ちゃんは満足するようになる。(以下省略)





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PAACニュース108号より:後頭骨線維の生理学とラインⅢの治療

序論

 メジャー・B・ディジョネットDO.DC.F.I.C.S.は、オステオパシーの理論とカイロプラクティックの理論とを結びつけた脊椎治療を行った改革者であった。彼は、脊柱および脊柱と健康あるいは病気との関係の研究に自らの生涯を捧げた。彼が臨床研究の中から開発し、発展させてきた原理の内の1つは、後頭骨線維を触診する事で特効性のあるアジャストメントを選択するというテクニックである。これは、後頭骨後部に位置しているゴルジ腱器官の反射に基づくものである。

 ディジョネットは、神経系の様々な部位に影響を及ぼす脊髄内部あるいは外部への圧力にこの線維が反応しているのだという理論を立てた。後頭骨線維を理解するために、生理学理論に則った研究体制が敷かれた。(中略)

背景

 解剖学的研究によると、後頭骨線維は、胸鎖乳突筋と僧帽筋のゴルジ腱器官の付着部であるという事になる。これらの付着部は、後頭骨の上項線の位置にある。後頭骨内の硬膜付着部や小脳テントが後頭骨の骨膜に付着している部位は、胸鎖乳突筋や僧帽筋の付着部とはちょうど向かい合わせになっている。(以下省略) 





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PAACニュース107号より:サブラクセーションの現実性

 カイロプラクティックの治療がある明確な効果を示す時、それはカイロプラクティックのアジャストメントが狙った椎骨に正確に且つ正確な方向にスラストが加えられる形で行われたために、特効性を示したという事に他ならない。この教義は、パーマーの独自の研究によって裏付けられている。この理論上の命題と対照的なものが最近のモーション・パルペーションに関しての研究で、それによると、どの椎骨レベルにマニュピレーションをするべきか、そしてどの方向にスラストを加えるのが正しいのかという事に関して、臨床家達の考えが殆ど一致していないと断じている。だが他の研究では、カイロプラクティックの治療が様々な身体の不調に対して有効だといわれているのである。以下省略





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PAACニュース106号より:内臓反射複合体と臨床例

序論

 フランシス・M.ポッテンジャーM.Dが1944年に彼の著書「内臓疾患症候」を著した頃くらいから、内臓反射複合体というものが、人体神経学の立場から議論されてきた。現在、内臓に関連した現象は、大いに関心を集め、それについての調査、研究は量的に拡大してきている。しかしながら臨床的な実際の指標となるかもしれない基準をはっきりさせようとするような事は、殆ど為されてはいない。この論文は、(内臓反射複合体の)知られていない神経学の幾つかについて議論し、この状態を検証するための基準について提案するものである。

予備知識

 神経学システムには、明らかに反射弓を創り出す力がある。反射弓の形成は、" 訓化 " と呼ばれる過程を通して行われる。この過程の中で、2つあるいはそれ以上の神経がフィードバック環またはある程度まで自動的に作用する1つのパターンを創り出す。当然、この事は生物にとって大きな利益となりうる。それは、我々が歩行のような複雑な運動を習得したり、その記憶を留めておく事を可能にしている。この現象は、体操選手や音楽家達のような四肢を複雑に動かす人達にとって、とても重要な事であろう。しかしながら、それと同じ反射は、好ましくない記憶が留められた時、益となるよりは寧ろ害をもたらすかもしれない。以下省略。





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PAACニュース105号より:側頭下顎関節(TMJ)の癒着の徒手矯正

 この論文は、側頭下顎関節(TMJ)に関しての目新しくも古くからの伝統を守った手技療法とその理論に関して、その詳細を提供するものである。またTMJの癒着の病因学上の要素、臨床的要素、根本的な病理生理学的なメカニズムについて簡潔に述べるものである。素早い振幅の小さいスラストを行うのに必要な心技体といったものを持ち合わせていないドクターは、この手技を行おうとしてはならない。スピードの無いスラストや振幅の大き過ぎるスラストは効果を上げられないばかりか、患者を傷つけてしまうだろう。以下省略。





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PAACニュース104号より:胸鎖乳突筋-頭痛や顔面痛の原因としての考察

要旨

 胸鎖乳突筋は、頭痛や顔面の疼痛症と関連した症候群を進行させるものとして、よく知られている。この筋の機能が障害を受けると、    非常に複雑な状態を呈する。この筋の臨床的影響を正しく判定するためには、筋膜、靭帯のトリガー・ポイント、筋の緊張度、上部頸椎の関節機能障害を含めた欠陥のある動きのパターンといったものを検査する事が必須である。

筋膜、靭帯のトリガー・ポイント

 鎖骨頭の部位にトリガー・ポイントが展開されると、広範囲で複雑なパターンを持つ関連痛が生じてくる。患者の頭頂部や乳様突起上、前頭部、眼球周辺、頬部、頣、嚥下する際の喉の奥の部位、そして胸鎖関節の部位に疼痛が生じるかもしれない。

 胸骨頭の部位のトリガー・ポイントは、患者の目や鼻に影響するような自律性の不調を引き起こし、酷い流涙や無菌性の結膜炎、鼻炎、かすみ目、鼻カタル、上顎洞の充血といったものの原因となる。以下省略

 

 





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PAACニュース102号より、下肢の授動法の概念と応用

大要:この論文の目的は、授動法やマニュピレーションの概念、及びその手法を下肢の関節に応用する際の案内を果たす事にある。関節の中には3つの異なる障壁(自動運動の限界点、他動運動の限界点、解剖学上の限界)がある。関節の他動運動の範囲内での他動的な治療目的の授動操作を授動法(モビリゼーション)と呼ぶ。他動運動の限界を越えて、反生理学的な状況へと至らせる治療目的の操作は、マニュピレーションと呼ばれる。解剖学上の限界を越えた関節の動きは、関節の正常な解剖学的な状態を損傷し、典型的な関節捻挫を生じさせる。以下省略。

    





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これから徐々に翻訳した論文の抄録などを掲載する予定です。

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