2014年4月アーカイブ

PAACニュース163号:次善の母乳育児の解決に対するカイロプラクティック治療の貢献:114人の乳児の症例シリーズ

概観

目的:今回の研究の目的は、適切な母乳育児ができないためにカイロプラクティック・クリニックへと照会されてきた乳児のカイロプラクティック管理の環境、臨床的特徴、役割について詳述する事である。

方法:授乳問題だと病院で判断された、あるいは授乳相談で授乳問題だと診断された114人の乳児が従来の管理の他にカイロプラクティック治療を受けたが、その短期的な結果について追跡調査した。

結果:最も多かった照会年齢は生後1週間(平均3週間;生後2日から14週)だった、一般的な身体所見は、頸椎の後部関節(椎間関節)の機能異常(89%)、側頭下顎関節の不均衡(36%)、吸引反射の異常(34%)だった。治療は、カイロプラクティック治療と他の部位への何らかのサポートだった。2週間以内の2~5回の治療の後に、全ての子供達の78%(89人)にある程度の改善がみられ、母乳単独での育児が可能になった。

結論:今回の集団においては、母乳育児を支援するために多くの専門分野が協同した管理が実証された。生体力学的な構成要素による母乳育児問題があると診断された症例に関しては、他の専門家が行う従来の管理に付加するものとして、カイロプラクティック治療が有効だろう。(J Manipulative Physiol Ther 2009;32:670-674)

鍵となる言葉:小児科;乳児;母乳育児;手技治療;;カイロプラクティック





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース163号:小児とカイロプラクティック管理:良いタイミング

概観

 若年期の健康と生活様式は、後年の健康と生活の質(quality of life)に大きく影響する。筋骨格系疾患、心血管系疾患、うつ病といった一般的な健康問題は、個人に集中しがちで、このパターンは早期に確立される。現在、小児の脊椎や筋骨格系の健康に責任を負わない医療従事者はいない。研究者と臨床家の両者に先んじて挑戦する事の重要性を考慮すると、今回の事は、脊椎痛と他の筋骨格系の予防のための将来を見越した証拠に基づく戦略を提示するために、カイロプラクターが責任を負って、断固として努力する良い機会となるだろう。乳児、小児、青年期の男女に向けて、証拠に基づく予防や治療の戦略を見つけ出して、実行する際には、カイロプラクターが重要な役割を担うだろう。(J Manipulative Physiol Ther 2009;32:603-605)

鍵となる言葉:カイロプラクティック;小児科;公衆衛生;小児;乳児;青年期の男女





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース162号:肘部管症候群の保存的治療の際の神経力学的授動法:7例の長期間の追跡調査

概観

目的:今回の症例シリーズの目的は、肘部管症候群(cubital tunnel syndrome:CTS)の保存的管理の際の神経授動法テクニックの効果について詳述する事である。

方法:肘部管症候群(CTS)の7人の患者が今回の研究に参加した。試験対象患者基準は、Megrownの評点方式のグレード1と2の絞扼性神経障害はあるが、他の神経障害が無いというものだった。評価の際には、プログラムを開始する前、8週間に及ぶ機能回復プログラムの終了時、12ヶ月後の追跡調査の時点で、握力計を握る事;ピンチメーター(手指筋力測定器)を手掌部で握る事;視覚的アナログ尺度による疼痛レベルとチネル徴候;Semmes-Weinstein のモノフィラメント使用による(タッチテストでの)感覚:腕、肩、手の障害に関するトルコ式指標による患者の機能状態の評価を行った。理学療法プログラムには冷罨法、パルス状超音波、神経授動法テクニック、強化エクササイズ、姿勢適合、患者教育、人間工学的修正から成るものだった。

結果:観察期間中に今回の7人の患者の握力や摘む力は増強した一方で、疼痛;チネル徴候;腕:肩、手の身体障害指標の点数も減少した。

結論:今回の症例シリーズでは、軽度から中等度の肘部管症候群だと選別された患者について、保存的治療が有効だろうという事が実証された。今回の治療には滑走テクニック(gliding techniques)や緊張テクニック(tensioning techniques)といった神経力学的授動法が含まれていた。患者教育や活動修正による神経力学的授動法を用いた保存的治療にはある程度長期間の良好な結果が見られた。(J Manipulative Physiol Ther 2010;33:156-163)

鍵となる言葉:肘部管症候群;尺骨神経;機能回復;筋骨格系マニピュレーション





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース162号:女性の骨盤底筋の筋力と基本的な緊張に対する素早い低振幅の脊椎マニピュレーションの効果

概観

目的:素早い低振幅のマニピュレーション(high-velocity and  low-amplitude:HⅤⅬA)による脊椎マニピュレーションは、腰椎骨盤痛の治療の際に頻繁に行われているが、骨盤底に対する効果については、これまで殆ど研究された事が無かった。今回の研究の目的は、神経筋系や骨格系の機能障害の無い患者に対する脊椎マニピュレーション前後の膣内圧(intravaginal pressure:IVP)と基本的な会陰部緊張(basal perineal tonus:BPT)をmmHg単位で定量化する事である。

方法:今回の実験的、非比較的、非無作為化された研究では、水平背臥位の志願者の膣内に会陰圧測定器を挿入して膣内圧を測定した。経腟分娩の経験の無い40人の健康な志願者が大学で参加した。会陰筋の全ての随意収縮を3つの方法で測定した:段階的な会陰収縮(phasic perineal contraction:PPC)、持続的な会陰収縮、副筋(accessory muscle)に関連した会陰収縮である。志願者の仙骨にHVLAを行った直後に、最新の圧力測定値得た。特別なソフトを使って、その圧を記録し、パソコンに転記した。

結果:HVLA前後の水銀柱によって平均的な膣内圧は、それぞれ段階的な会陰収縮では56.01(±25.54)と64.65(±25.63)、持続的な会陰収縮では445.90(±186.84)と483.14(±175.29)、副筋に関連した会陰収縮では65.62(±26.56)と69.37(±25.26)だった。段階的な会陰収縮の値にのみ有意な統計的変動が見られた(P=.0020)。収縮のタイプに拘わらず、基本的な会陰部緊張は増強した。

結論:仙骨へのHVLAは、骨関節疾患の無い女性の膣内圧と基本的な会陰部緊張の増強と関連していた。これらの仮の発見は、会陰低緊張の女性の治療に関するこれからの研究に役立ちうる。(J Manipulative Physiol Ther 2010;33:109-116)

鍵となる言葉:骨盤底;会陰部;マニピュレーション;脊椎の;筋緊張;筋収縮

 





| コメント(0) | トラックバック(0)

シクラメン

sikuramen-01.jpg

家人に言われて気づいたのですが、我が家の花壇ではシクラメンが満開です。

本来今頃咲く花のようで、誰かさんのように‟狂い"咲きではないようです(笑)





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース162号:多発性骨髄腫

概観

目的:今回の症例研究では、多発性骨髄腫の初期徴候と診断された患者について詳述し、鑑別診断と関連する部分、調査機関の活用、そして診断と管理上の問題を確立するのに役立つ先進的な画像テクニックを描出する。

臨床的特徴:36歳の男性研究は者は、発熱を伴って主に夜間に生じる中背部痛と未経験の体重減少を経験した。微小外傷によって、上肢に大きな骨折と潜行骨折が生じた。身体検査によって体温上昇が明らかになったが、病因不明の発熱だった。単純レントゲン像では胸椎の瀰漫性の骨粗鬆症が見られた。臨床試験から貧血症、高カルシウム血症、異常な単クローン性異常血漿プロテインが明らかになった。核磁気共鳴画像からは、治癒反応の乏しい上肢の骨折と潜行骨折が明らかになった。

治療と結果:最初、この患者は、夜間の中背部痛を伴った病因不明の発熱と判定された。老人性疾患について考慮されたが、その後の臨床検査とレントゲン像による評価によって、多発性骨髄腫の若年性発症が確認された。早期に(本症を)認識し、癌専門医との共同管理の照会によって、最適な治療が行われた。高齢者集団における多発性骨髄腫の症例と比較すると、本症の若年性発症例では、治療に対して良好な反応がみられる事が多い。

結論:患者に夜間痛と病因不明の発熱がみられる時には、多発性骨髄腫を考慮すべきである。管理決定を行う際には、多発性骨髄腫と背部痛の他の原因との鑑別が特に重要である。綿密な病歴や理学的診断によって、本症が疑われるかもしれないが、確認には補助的検査が必要である。多発性骨髄腫は不良な予後を伴うことが多いが、概して若年性発症例では、治療に対してより好ましい反応が見られる。

鍵となる言葉:多発性骨髄腫;背部痛;カイロプラクティック





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース162号:三角線維軟骨複合体の障害の核磁気共鳴画像:総合的な臨床放射線学的なアプローチと文献の再検討

概観

目的:この論文では、核磁気共鳴画像を用いて、三角線維軟骨複合体(triangular fibrocartilage:TFCC)にしばしば見られる障害を描写する。

方法:我々のデータベースから109人の核磁気共鳴画像の遡及的な再検討を行った。全ての被験者には外傷歴があり、全員が手関節のレントゲン撮影や核磁気共鳴画像撮影の検査を受けていた。三角線維軟骨複合体(TFCC)の変化(退行変性、断裂)を評価した。

結果:不完全な撮影手順(4人)と低劣な画質(6人)のために、⒑人の患者を除外した。残った99例の手関節では、三角線維軟骨複合体が正常だったのが30人(30.3%)だった。退行変性は40人(40.4%)に見られた。部分断裂と完全断裂は、それぞれ17人(17.1%)と12人(12.1%)に存在していた。

結論:急性外傷の際の三角線維軟骨複合体の障害は見逃してはならないもので、既存の骨障害の治療後の手関節痛や機能障害の原因となるだろう。(J Manipulative Physiol Ther 2007;30:522-526)

鍵となる言葉:手関節、三角骨の線維軟骨;核磁気共鳴画像





| コメント(0) | トラックバック(0)

PAACニュース161号:44歳の男性の腎細胞癌:腰痛の原因論

概略

目的:今回の症例研究の目的は、腎細胞癌(renal cell carcinoma:RCC)による腰痛患者について詳述する事である。臨床像、診断画像、治療とその結果といった腎細胞癌に関する簡潔な再考について議論する。

臨床的特徴:44歳の男性が腰痛を訴えてカイロプラクティック・クリニックに現れた。腰椎のレントゲン像とその後のコンピューター断層撮影によって、腎細胞癌が明らかになった。最初、これは血腫だとされたが、後に生検によって腎細胞癌である事が確認された。

治療とその結果:腎摘出術が行われた。この患者は、7年後の追跡調査時にも健康である。

結論:腎細胞癌は稀なものではなく、その多様な臨床像から、様々な医療従事者を探す羽目になるかもしれない。脊椎施術者は、腰痛の臨床像における腎細胞癌の可能性について知っておかねばならない。(J Manipulative Physiol Ther 2009;32:597-600)

鍵となる言葉:腰痛;癌;腎細胞;レントゲン像;カイロプラクティック





| コメント(0) | トラックバック(0)

ここは何処でしょう?第2段。

'14.sakura-02.jpg

中々豪快に咲いていたので撮影しました。

ヒントは京浜東北線沿線です。





| コメント(0) | トラックバック(0)

ここは何処でしょう?

'14.sakura-01.jpg

出張治療の帰りに少々寄り道をして花見をしました。

ここは何処でしょう?

ヒントは‟麗子"です。





| コメント(0) | トラックバック(0)

2018年6月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

このアーカイブについて

このページには、2014年4月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年3月です。

次のアーカイブは2014年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。